2020-07-30 第201回国会 参議院 国土交通委員会 閉会後第1号
堤防決壊や一万ヘクタール以上もの浸水に対し、全国から派遣した延べ七千名を超えるテックフォースが緊急的な仮の堤防造りや排水ポンプ車による排水活動などの災害応急対策を進めてきました。施設の被災調査を行い、その結果は激甚災害の早期指定にも寄与しています。 今回の豪雨では、被災により道路の寸断が数多く発生いたしました。特に熊本県の八代市―人吉市間の国道二百十九号等の被災は広範囲に及んでいます。
堤防決壊や一万ヘクタール以上もの浸水に対し、全国から派遣した延べ七千名を超えるテックフォースが緊急的な仮の堤防造りや排水ポンプ車による排水活動などの災害応急対策を進めてきました。施設の被災調査を行い、その結果は激甚災害の早期指定にも寄与しています。 今回の豪雨では、被災により道路の寸断が数多く発生いたしました。特に熊本県の八代市―人吉市間の国道二百十九号等の被災は広範囲に及んでいます。
今のこういう風水害のときには、スピード化をした堤防造りというか、二十年も三十年も掛けていられないと。そういうことも考えながら、やはり国土交通の新たな治水計画を進めていってもらわなくちゃいけないんじゃないのかなということでありますが、今後、どういう方策で治水対策に準備をし、どう整備をしていくか、目標を立てておられると思いますけれども、五道さんが答えるのかな、お願いします。
現実に起こったところにつきましては、国管理の全十二か所、また県管理につきましては四十三か所につきましても二十四時間体制で緊急の堤防造りを進めておりますし、また、浸水解消に向けて排水ポンプ車約二百台を被災地に派遣しておりまして、総理からも御発言あったかと思いますが、現在、十六府県五十八か所の浸水被害がほぼ解消したところでございます。しっかりとこれからも進めていきたいと思っております。
○寺田典城君 それこそ経験していないような大災害ですから、これから検証をなさっていろんな対策もなさるでしょうけど、ある面では各市町村によって防災対策を、堤防造りだ、防波堤造りだとか、各自治体がこのような予防という形で被害を免れているところもありますし、ひとつこれを機に、画一的な防災計画じゃなくて、やはりもう少し地方の発想というか現状をくみ上げるような防災計画の在り方を、消防服が一律に同じ色でも結構なんですが